大会当日、不死鳥は琵琶湖を飛んだか?

7月22日、朝7時に作業開始。
天気は昨日とうって変わって、快晴。暑くなりそうだ!

翼を下ろし、組立始めると、8時から人力プロペラ機が飛び始めた。
しかし今年の人力チームは距離が伸びず、回転が早い!
この分じゃ、滑空機の開始も早まるかも?
急ピッチで最後の仕上げに入る。


風は、午後から北よりのサイドになり、段々強くなってきた。
滑空機も引き起こしが出来ず、突っ込んでるチームが目立つ!

ほぼ組み上がった所で、コックピットにぶら下がり、イメージトレーニング。
そして保持者と共に最後のテイクオフの練習を行い、翼の前で記念撮影。


午後4時過ぎ、プラットホームに上がってインタビューを受ける。
(安めぐみさん、かわいかったなぁ〜)
モニターでは、Fちゃん率いる応援団が炎天下の中、一生懸命踊っている。
└|∵|┐♪┌|∵|┘
私も頑張らねば!

しかし風は相変わらずサイド、変わる見込みはないのでゲートオープン。
保持者はMさんの他、SっちとYちゃんもハング経験者なので安心してまかしてられる。
そして、テイクオフ!

キレイに飛び立った。

前方下には琵琶湖の湖面が見える。このまま真っ直ぐ飛んで行けー!
と思った瞬間、風にあおられ、左に傾向いた。
高度が下がり左翼が着水し、ノーズから突っ込んだ!


元々この翼は、複葉にすることでフォロー(背風)でも確実にテイクオフ出来る仕様なのだが、逆に、風の抵抗を受けやすい!
風がもう少し弱ければ・・・・・

テイクオフから着水までの映像は鮮明に覚えている。
ちょっとの間ではあるが、あれは、まさしく「飛んだ!」
翼面積の大きい、この翼はパラグライダーの様にゆっくりと「琵琶湖を飛んだ!」

20年前、私が始めてハングで飛んだ、あの感動に近かった。
そう、生まれて始めて一瞬だが身体が浮いたあの感触と同じだった。
とても気持ちの良いフライトだった。

フライト画像


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